妖幻ファイターゲンジⅠ 紅葉と愉怪な仲間達 『天・地・魔・人 4種族の少女達が仲間となり 宿命と戦い 青春を謳歌する』

60
上田 走真 ローファンタジー 2026年1月18日
総合 60/100
独自性 15/100
テンプレ度 85/100

作品情報

項目内容
タイトル妖幻ファイターゲンジⅠ 紅葉と愉怪な仲間達 『天・地・魔・人 4種族の少女達が仲間となり 宿命と戦い 青春を謳歌する』
作者上田 走真
ジャンルローファンタジー
総文字数693,710字
話数127話
1話平均5,462字
総合ポイント12pt
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最終更新2025-11-30

評価

総合スコア: 60/100

コメント: 王道設定を忠実に踏襲し、読みやすい。しかし、予定調和すぎて差別化に欠ける。スキルツリーの独自性を活かしきれていない。

5軸評価

項目評価
文章力★★☆☆☆ (2/5)
導入の引き★★☆☆☆ (2/5)
独自性★★☆☆☆ (2/5)
キャラクター★★★☆☆ (3/5)
構成力★★★☆☆ (3/5)

独自性スコア: 15/100

テンプレ度 85/100(低いほど独創的)

詳細レビュー

本作は「天・地・魔・人」という記号的な四種族の少女を集めるという、非常に分かりやすい構成を取っている。なろうの王道であるパーティー形成とバトルを実直に描いている点は評価できるが、あまりに予定調和が過ぎる。最大の武器であるはずの「スキルツリー」設定が、現状では単なるレベルアップの言い換えに留まっており、これによる戦術的な面白さや、主人公にしかできない「システムを逆手に取った無双」といったカタルシスが薄い。文章面では、台本形式に近い会話文が目立ち、キャラクターの心情描写よりも状況説明が優先されている。そのため、ヒロインたちの属性は立っているものの、彼女たちが「なぜ主人公でなければならないのか」という内面的な必然性が弱く、関係性が記号的に見える。なろう読者が好む「圧倒的な爽快感」や「独自のシステムによるハック」を期待すると、パンチ不足は否めない。総じて、2010年代前半のライトノベルのような懐かしさはあるが、現在のなろうランキング上位陣と競うには、読者を驚かせる独自のフックや、もっと過剰なまでの「利便性」あるいは「特殊性」を打ち出す必要があるだろう。

強み

  • 「四種族の少女を仲間にする」というゴールが明確で、読者が展開を予想しやすい
  • 複雑な修辞を排した平易な文章で、スマホでの隙間読みに適している
  • 王道のヒロイン属性を網羅しており、キャラクターの役割分担が整理されている

気になる点

  • スキルツリー設定が死んでいる。単なる能力値上昇ではなく、ルート選択による葛藤や、他者には不可能なツリー構築などの「ゲーム的攻略要素」を強めるべき
  • 会話が「名前:セリフ」に近い説明的なものになっており、キャラの生きた感情が伝わりにくい。地の文で視覚情報だけでなく、主人公の主観的な評価をもっと混ぜるべき

こんな人におすすめ

王道ファンタジーやハーレムものを好む、奇をてらわない安定した展開を求める読者

あらすじ

 『妖幻ファイターザムシード』のパラレルワールドです。

 『妖幻ファイターザムシード』と共通のキャラが登場しますが、未読でも問題ありません。  全118話(1話を4分割)+外伝数話。  長いです。文字数はトータルで200万字を超えます。

 本家が『妖幻ファイターザムシード』で、ストーリー開始前の過去に何らかの分岐があったために、同じ時間軸で『妖幻ファイターゲンジ』という別の未来が派生したイメージです。

 『妖幻ファイターザムシード』は本家で比較的単純なヒーロー物のストーリー。『妖幻ファイターゲンジ』は、様々なキャラが登場する、やや複雑なストーリーをイメージしています。

 複数のメインキャラを中心にした成長が描かれています。

※過去に『ザムシード』という特撮ヒーロー物のストーリーを描いた時に、読んだ方がいて、協同(リレー形式)で、『ザムシード』ヒロインの紅葉を主人公にしたパラレルワールド『紅葉と愉怪な仲間達』を書いたのですが、途中で放置になったので、作者が最初から再編集をしました。

※ カクヨムの近況ノートでキャラのイメージ画像を掲載していますが、こちらで掲載をする手段が解りません(^_^;)

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