作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 【女子枠】 ー 女子合格枠で受験したら、正体を隠して女子医大生することになってしまった医師志望男子のお話。 |
| 作者 | ふみた |
| ジャンル | ヒューマンドラマ |
| 総文字数 | 235,893字 |
| 話数 | 68話 |
| 1話平均 | 3,469字 |
| 総合ポイント | 154pt |
| ブックマーク | 0 |
| 最終更新 | 2026-01-20 |
評価
総合スコア: 72/100
コメント: 王道中の王道展開を1話に凝縮。テンポ良く爽快感はあるが、独自性は薄く、他作品との差別化が課題。
5軸評価
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 文章力 | ★★★☆☆ (3/5) |
| 導入の引き | ★★★★☆ (4/5) |
| 独自性 | ★★★☆☆ (3/5) |
| キャラクター | ★★★☆☆ (3/5) |
| 構成力 | ★★★☆☆ (3/5) |
独自性スコア: 25/100
テンプレ度 75/100(低いほど独創的)
詳細レビュー
「女子枠」という実社会の不条理を、なろう的「正体隠匿・無双」の文脈に落とし込んだ手腕は評価に値する。冒頭のテンポ感は抜群で、1話で設定提示から入学まで駆け抜ける引きの強さは秀逸。しかし、連載が進むにつれ、医療ドラマとしての深みと、女装潜入コメディとしてのハラハラ感が食い合い、物語の軸がブレ始めている。最新話では「医師としての正義」を語る場面が増えているが、そもそも「不正入学(女装)」という最大の倫理的欠陥を抱えた主人公が正論を吐く姿には、なろう読者としても冷めた視線を送らざるを得ない。医療現場のリアリティを追求するのか、設定のバカバカしさを突き詰めるのか、どちらかに振り切らないと、中盤以降の「ご都合主義的な解決」が鼻につくようになる。文章力は安定しており、作者の構成力向上は見られるが、主人公に対する「応援したくなる要素」の補強が急務だ。
強み
- 「女子枠」というキャッチーな時事ネタをフックにした、導入の爆発的な引きの強さ
- 医療知識を「無双の道具」として割り切り、専門的すぎない程度に爽快感へ変換する構成力
- 正体バレの危機を常にチラつかせることで、日常回でも緊張感を維持できている点
気になる点
- 主人公の倫理観の矛盾。不正を働いている自覚と、医道としての正義感のバランスが悪く、傲慢に見える場面がある(葛藤の描写を増やすべき)
- サブキャラクターの記号化。特に敵対する教授や同級生が「主人公に論破されるためだけの存在」になっており、人間味に欠ける
こんな人におすすめ
女装潜入・正体隠匿ものが好きな層。リアリティよりも「実は有能」な主人公の無双を楽しめる読者。倫理観を気にしすぎないこと。
あらすじ
【女子合格枠】 理系難関大では少ないとされる女子の割合を一定数確保する目的で設けられた、通称【女子枠】。 簡単に言えば女子受験生にだけゲタを履かせる制度。(-c-:)
明確な差別であり問題の多いこの制度の悪利用を斡旋されたのが医者の跡取り息子…西郷久実(ひさみつ)。
「心は女性だと自称するだけで合格確実…」 そう言われて女子枠で受験したら合格後に方針が変わってしまって… (/・ω・)/
図らずも本当の性別を隠して医者を目指すことになってしまった久実。 彼を普通の女生徒と信じて付き合う仲間たちを通して、
現代のジェンダーや性的少数者の問題。 差別や逆差別や公平や平等の問題。 家族制度やフェミニズムの問題などを少しだけ真面目に…
ほぼほぼコメディーで書いていきます。(=゜ω゜)ノ
なお私の小説では原則、「」は男声、『』は女声を表します。 男性が作った女声も『』にしています。