現世の英雄

58
ぱっと見アラサーの高校生 ハイファンタジー 2026年1月18日
総合 58/100
独自性 25/100
テンプレ度 75/100

作品情報

項目内容
タイトル現世の英雄
作者ぱっと見アラサーの高校生
ジャンルハイファンタジー
総文字数123,094字
話数14話
1話平均8,792字
総合ポイント20pt
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最終更新2026-01-19

評価

総合スコア: 58/100

コメント: 王道を過不足なく描くが、展開に目新しさがなく埋もれる可能性。文章は読みやすい。

5軸評価

項目評価
文章力★★★☆☆ (3/5)
導入の引き★★★☆☆ (3/5)
独自性★★☆☆☆ (2/5)
キャラクター★★★☆☆ (3/5)
構成力★★★☆☆ (3/5)

独自性スコア: 25/100

テンプレ度 75/100(低いほど独創的)

詳細レビュー

Stage1を通過した「現世の英雄」だが、その評価は「王道を過不足なく描くが、展開に目新しさがなく埋もれる可能性」というコメントが全てを物語っている。文章は確かに読みやすく、ストレスなく読み進められる点は評価できる。異世界転移、初期ステータス低評価での追放、からのチート覚醒という王道中の王道を丁寧に踏襲している。しかし、それだけに留まってしまっているのが最大の欠点だ。「現世の英雄」という現代知識チートは、発想自体は面白いものの、その使い方が極めて表面的。スマートフォンやコンビニの知識が単なる便利ツールとして機能するだけで、物語に深みや予測不能な展開をもたらすことがない。結果、全ての困難が主人公のチートによってご都合主義的に解決され、緊張感もカタルシスも薄い。キャラクターも類型的な域を出ず、読者の心に刺さるような個性や葛藤が見当たらない。なろう読者が求める爽快感は一応あるが、それ以上の「この作品ならでは」の魅力に欠け、ランキング上位を狙うにはあまりにも凡庸すぎる。

強み

  • 文章が読みやすく、誤字脱字も少ないため、ストレスなく読める
  • 追放ざまぁ、隠れチート、成り上がりといったなろう王道の要素をしっかり押さえている
  • 現代知識を異世界で応用する「現世の英雄」スキルは、発想自体は悪くない

気になる点

  • 「現世の英雄」スキルの使い方が浅く、単なるご都合主義的な便利ツールに終始している。現代知識が異世界にもたらす文化摩擦や倫理観の衝突、あるいは現代知識を応用する上での試行錯誤や失敗を描写することで、物語に深みとリアリティを持たせるべき。
  • ストーリー展開が完全に予定調和で、読者の予想を裏切るようなサプライズがない。主人公のチートでも解決できないような真の困難や、仲間との連携が不可欠な状況を作り出し、単なる無双ではない側面を見せるべき。
  • キャラクター描写が類型的なままで、読者の心に残る個性が弱い。主人公の内面描写や、現代人としての異世界での葛藤を深く掘り下げ、仲間たちにもより明確な目標や過去の因縁を与え、彼らの成長や関係性の変化を丁寧に描くべき。

こんな人におすすめ

追放ざまぁや隠れチート、無双系が好きな読者向け。深い読み応えは期待しない方が良い。

あらすじ

英雄の夢を諦めた高校2年生の男子、一ノ瀬シンは学校の帰り道で女子高生二人を落ちて来る鉄骨から守るため自分が犠牲になった。 再び意識を取り戻した時彼は赤子になっていた。 昔夢見た英雄をまた目指すべく彼は新しい世界で自身の夢へ歩み始めた。 これは、一人の少年が英雄になる為に英雄とは何かを知る為に出会いと別れの旅をする物語。

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